過去問解説(企業経営理論)_2020年(令和2年) 第21問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度: ★★☆☆☆(経験学習サイクルの理解)
  • 正答率: ★★★★☆(正答率70%前後)
  • 重要度: ★★★☆☆(教育設計・人材育成の基礎)

問題文

D.コルブが提唱した経験学習モデルによると、人の学習は4つの要素から成り、ある要素が別の要素の前提となるというサイクルを形成する。下図の空欄A~Cに当てはまる用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

A B C 能動的実験

〔解答群〕

A:具体的経験  B:概念的抽象化  C:内省的観察
A:具体的経験  B:内省的観察  C:抽象的概念化
A:抽象的概念化  B:具体的経験  C:内省的観察
A:抽象的概念化  B:内省的観察  C:具体的経験
A:内省的観察  B:概念的抽象化  C:具体的経験

出典: 中小企業診断協会|2020年度 第1次試験問題|企業経営理論(PDF)



解答

正解:イ


解説

  • コルブの経験学習モデル
    具体的経験 → 内省的観察 → 抽象的概念化 → 能動的実験 →(次の)具体的経験 …の循環で学習が深化する。
    図のA〜Cの位置関係に合わせると、A=具体的経験、B=内省的観察、C=抽象的概念化が整合する。

学習のポイント

  • 経験学習サイクル:
    「経験 → ふりかえり → 理論化 → 試す → また経験」の流れを意識する。
  • 各要素の意味:
    ・具体的経験:実際の体験を通じて学ぶ。
    ・内省的観察:経験を振り返り、意味を考える。
    ・抽象的概念化:理論やモデルとして整理する。
    ・能動的実験:新しい状況で試し、再び経験につなげる。
  • 試験対策のコツ:
    4つの用語を丸暗記せず、意味のつながりで覚えると崩れにくい。