過去問解説(運営管理)_2024年(令和6年) 第11問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度: ★★☆☆☆(レイアウトの基礎)
  • 正答率: ★★★★☆(用語整理で解ける)
  • 重要度: ★★★☆☆(工程設計の基本)

問題文

設備レイアウトに関する記述として、最も適切なものはどれか。

工程別レイアウトでは、各製品はそれぞれの加工順序に従って工程を移動するので、一般に各製品の進捗管理が容易である。
製品別レイアウトでは、製品を製造する流れに沿って設備を配置し、各設備は一定期間同じ製品を加工するので、一般に自動化が容易である。
製品別レイアウトを採用すると、工程別レイアウトを採用する場合に比べて、一般に製品が完成するまでに必要な運搬距離が長くなる。
多品種を扱う職場において工程別レイアウトを採用すると、製品別レイアウトを採用する場合に比べて、一般に各設備の稼働率は低くなる。

出典: 中小企業診断協会|2024年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)

解答

  • 正解:イ

解説

ア:×
工程別レイアウト(機能別配置)は品種ごとに異なるルーティングを辿るため、進捗管理は複雑になりがちで、容易とはいえない。

イ:〇
製品別レイアウト(ライン配置)は工程を製品の流れに沿って直線的に並べるため、専用化・自動化が進めやすい。

ウ:×
製品別レイアウトは工程間の運搬距離を短縮できる配置であり、一般に工程別レイアウトより運搬距離は短くなる。

エ:×
多品種環境では工程別レイアウトは設備を共用できるため稼働率が高まりやすい。製品別レイアウトは品種切替の非効率で稼働率が下がることもある。


学習のポイント

  • 工程別レイアウト(機能別):柔軟性が高いが、運搬増・進捗管理が複雑。
  • 製品別レイアウト(ライン):自動化・流れ作業に適し、運搬距離が短くなる。
  • 多品種対応:共用性の高い工程別レイアウトが稼働率で有利になりやすい。