過去問解説(運営管理)_2024年(令和6年) 第13問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度: ★☆☆☆☆(基礎的な資材管理)
  • 正答率: 全員正解(問題文の不備による措置)
  • 重要度: ★★☆☆☆(資材管理の基本理解)

問題文

資材管理に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

a
MRPを活用すれば、調達すべき部品の仕様の検討や変更を効果的に行うことができる。
b
資材管理は、必要な資材の量・質などを定めた製品情報と生産計画を基に行われる。
c
資材管理を適切に行った結果として資材の在庫量が減ると、資材の棚卸資産回転率が高くなり、運転資金が増えてキャッシュフローが改善される。
d
資材の納品が納入予定に対して早過ぎる場合には問題は発生しないが、遅れた場合にはライン停止などの大きな損害が発生する。

〔解答群〕

a:正  b:正  c:正  d:誤
a:正  b:正  c:誤  d:正
a:正  b:誤  c:正  d:誤
a:誤  b:正  c:正  d:誤
a:誤  b:誤  c:誤  d:正

出典: 中小企業診断協会|2024年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)

解答

  • 正解:なし(問題文の不備により全員正解)

解説

本問は資材管理に関する正誤判定を問う内容だが、選択肢の記述に不備があり、正解が存在しないため「全員正解」とされた。

  • a:MRPは資材所要量計画を行う仕組みであり、部品仕様の検討・変更を直接行うものではない。
  • b:資材管理は製品情報や生産計画を基に行う点は正しい。
  • c:在庫量が減れば棚卸資産回転率は高まるが、「運転資金が増える」という表現は誤り。通常は資金効率が改善し、キャッシュフローが良化する。
  • d:納品が早すぎても在庫増加や保管コスト増などの問題が発生するため、「問題は発生しない」という記述は誤り。

このように複数の選択肢に不備があるため、正解が存在しない設問となった。


学習のポイント

  • MRPの役割:資材所要量計算であり、仕様変更の検討は対象外。
  • 資材管理の基本:製品情報と生産計画を基盤に、量・質・納期を管理する。
  • 在庫削減効果:回転率向上は資金効率改善につながるが、表現に注意。
  • 納品タイミング:早すぎても遅すぎても問題が発生する。適正な納期管理が重要。