過去問解説(運営管理)_2024年(令和6年) 第28問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度: ★★★☆☆(価格政策の理解)
  • 正答率: ★★★☆☆(EDLPとハイローの区別)
  • 重要度: ★★★☆☆(小売業の販売戦略)

問題文

下表は、価格政策が異なるA店とB店における、ある同じ商品の日別売上をまとめたものである。この2店の価格政策を理解したうえで、以下の記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。なお、表に記載のない商品や期間などについては考慮しないものとする。

〔設問〕

a B店のような価格政策をEDLP政策という。
b いずれの店の価格政策でも、低い値引率で集客できる商品をロスリーダーという。
c チラシ特売を用いて集客することは、B店よりもA店の価格政策が向いている。

〔解答群〕

a:〇  b:〇  c:×
a:〇  b:×  c:〇
a:×  b:〇  c:〇
a:×  b:〇  c:×
a:×  b:×  c:〇

出典: 中小企業診断協会|2024年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)

解答

  • 正解:イ

解説

a:〇
B店のように常に低価格で販売する政策は「EDLP(Everyday Low Price)」政策と呼ばれる。正しい。

b:×
「ロスリーダー」は低い値引率の商品ではなく、赤字覚悟で販売し集客に利用する商品を指す。記述は誤り。

c:〇
A店のように特売日を設定して集客する政策は「ハイロー政策」であり、チラシ特売との相性が良い。正しい。


学習のポイント

  • EDLP政策:常時低価格で販売し、価格変動を抑える。B店のような形態。
  • ハイロー政策:通常価格は高めだが、特売日で大幅値引きを行い集客する。A店のような形態。
  • ロスリーダー:赤字覚悟で販売し、他商品の購買につなげる戦略。値引率の大小ではなく「赤字販売」がポイント。
  • チラシ特売の適性:ハイロー政策と相性が良く、集客効果を高める。