過去問解説(運営管理)_2024年(令和6年) 第36問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度: ★★☆☆☆(ユニットロードの基礎)
  • 正答率: ★★★★☆(定義と現場感の理解)
  • 重要度: ★★★☆☆(積載効率・容器運用の理解)

問題文

物流におけるユニットロードに関する記述として、最も適切なものはどれか。

通い容器は、繰返し用いることを目的としない容器である。
平パレットを利用して貨物をトラックで輸送する場合、トラックの積載効率が低下することがある。
物流クレートは、商品を段ボールケースのまま積載して納品できるように使用される容器である。
平面寸法1,100mm×1,100mmの平パレット1段の最大積載数量は、ピンホイール積みの場合、平面寸法650mm×450mmの貨物よりも、同600mm×500mmの貨物の方が多い。
ロールボックスパレットには、段ボールケースを積載することができない。

出典: 中小企業診断協会|2024年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)

解答

  • 正解:イ

解説

ア:×
通い容器(リターナブル容器)は繰り返し使用を目的とする容器であり、使い捨てではない。

イ:〇
平パレットを利用すると、パレット自体の寸法や高さ制約によりトラックの積載効率が低下する場合がある。正しい記述。

ウ:×
物流クレートは製品を直接収納する通い箱であり、段ボールケースをそのまま積載する用途ではない。

エ:×
パレット寸法と貨物寸法の関係上、必ずしも600×500mmの方が多く積載できるわけではなく、記述は誤り。

オ:×
ロールボックスパレットは段ボールケースの積載に広く利用される。積載不可という記述は誤り。


学習のポイント

  • 通い容器:繰り返し利用するリターナブル容器。環境負荷低減にも寄与。
  • 平パレット:荷役効率は向上するが、トラック積載効率は低下する場合がある。
  • 物流クレート:段ボールの代替として使用される通い箱。
  • ロールボックスパレット:段ボールケースや小物をまとめて輸送可能。店舗配送で多用される。
  • ユニットロードの目的:荷役効率化・輸送効率化・保管効率化を同時に実現する。