難易度・正答率・重要度
- 難易度: ★★☆☆☆(用語定義の正確性)
- 正答率: ★★★★☆(基本用語の理解で得点可能)
- 重要度: ★★★☆☆(MRPの基礎理解)
問題文
資材所要量計画に関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア
従属需要品目とは、資材調達先企業からの要望に従い、生産する時期と数量が決定される品目のことである。
イ
タイムバケットとは、外部企業からの資材の調達にかかる所要時間のことである。
ウ
独立需要品目とは、営業部門とは無関係に、生産部門や資材調達部門が独自の需要予測に基づいて、生産する時期と必要量を決定する品目のことである。
エ
部品構成表とは、購買部門が調達する資材と部品をリスト化した表のことである。
オ
部品展開とは、計画期間内に生産する最終製品の種類と数量が決まったとき、それらを生産するのに必要な構成部品の種類とその数量を求めることである。
出典: 中小企業診断協会|2022年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)
解答
- 正解:オ
解説
- ア:×
従属需要品目とは、最終製品の生産計画に基づいて必要量が決まる部品や材料のこと。資材調達先の要望で決まるものではない。 - イ:×
タイムバケットとは、資材所要量計画などで使用される時間区分(例:週単位、日単位)のこと。調達時間ではない。 - ウ:×
独立需要品目は、主に営業部門の販売計画や顧客注文に基づいて需要が決まる品目。生産部門や資材部門が独自に決定するものではない。 - エ:×
部品構成表(BOM)は、製品を構成する部品や材料の階層構造を示す表。購買部門の調達リストではない。 - オ:〇
部品展開とは、最終製品の種類と数量に基づいて、必要な構成部品の種類と数量を逆算する作業。MRP(資材所要量計画)の中心的な処理。
学習のポイント
- 従属需要品目:最終製品の計画に従って必要量が決まる部品や材料。
- タイムバケット:MRPで使われる時間区分。調達リードタイムではない。
- 独立需要品目:販売計画や顧客注文に基づく品目。営業部門と密接に関係。
- 部品構成表(BOM):製品の構成部品を階層的に示す。調達リストではない。
- 部品展開:最終製品から必要部品を逆算する。MRPの基本処理。