過去問解説(運営管理)_2022年(令和4年) 第10問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度: ★★☆☆☆(基本用語の理解)
  • 正答率: ★★★★☆(在庫管理の基礎知識で得点可能)
  • 重要度: ★★★☆☆(発注方式の理解は頻出)

問題文

発注方式における発注点あるいは発注量の決定に関する記述として、最も適切なものはどれか。

安全在庫は欠品を起こさないために決めるものであるが、保有在庫は安全在庫として決めた量を下回ることがある。
経済的発注量は、累積入荷数量と累積出荷数量に基づいて決まる。
ダブルビン方式の発注量は、納入リードタイムを考慮して、その都度、決める。
内示とは、発注後に納入日を提示することである。
発注点とは、発注をする時点を示し、通常、日付のことである。

出典: 中小企業診断協会|2022年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)

解答

  • 正解:ア

解説

  • ア:〇
    安全在庫は欠品防止のために設定するが、在庫水準が安全在庫を下回ることはあり得る。記述は正しい。
  • イ:×
    経済的発注量(EOQ)は、需要量・発注費用・在庫保管費用などの要素から算出される。累積入荷・出荷数量に基づくものではない。
  • ウ:×
    ダブルビン方式は、2つの容器に分けて在庫を管理し、1つが空になった時点で定量発注する方式。都度決めるものではない。
  • エ:×
    内示とは、発注前に納入予定数量や時期を事前に伝えること。発注後に提示するものではない。
  • オ:×
    発注点とは、在庫量が一定水準に達した時点を指す。通常は在庫数量で表され、日付ではない。

学習のポイント

  • 安全在庫:欠品防止のために設定するが、在庫水準が下回る可能性はある。
  • 経済的発注量(EOQ):需要量・発注費用・在庫費用から算出。累積数量とは無関係。
  • ダブルビン方式:定量発注方式の一種。容器が空になったら発注する仕組み。
  • 内示:発注前に納入予定を伝える。発注後ではない。
  • 発注点:在庫数量が一定水準に達した時点。日付ではなく数量で表す。