過去問解説(運営管理)_2022年(令和4年) 第12問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度: ★★☆☆☆(在庫管理用語の確認)
  • 正答率: ★★★★☆(基本用語の理解で得点可能)
  • 重要度: ★★★☆☆(在庫管理の基礎)

問題文

在庫管理に関する用語の記述として、最も適切なものはどれか。

顧客へのサービス率は、(1 – 返品率)によって求められる。
在庫回転率とは、標準在庫量を使用実績量で除したものである。
在庫引当とは、注文に対して在庫残高から注文量を割り当てて引き落とすことである。
棚卸資産回転期間とは、棚卸を行った時点で保有している製品を在庫している期間のことである。
発注残とは、発注の平準化のために、次の期に発注するために残している予定発注量のことである。

出典: 中小企業診断協会|2022年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)

解答

  • 正解:ウ

解説

  • ア:×
    顧客サービス率は「注文に対して欠品なく供給できた割合」を指す。返品率とは関係しない。
  • イ:×
    在庫回転率は「売上高または出庫数量 ÷ 平均在庫高」で求める。標準在庫量で除するものではない。
  • ウ:〇
    在庫引当は、注文に対して在庫残高から必要数量を割り当てて引き落とすこと。定義通りで正しい。
  • エ:×
    棚卸資産回転期間は「平均在庫高 ÷ 売上原価 × 期間」で求める指標。単に在庫している期間ではない。
  • オ:×
    発注残は「発注済みだがまだ納入されていない数量」を指す。次期発注予定量ではない。

学習のポイント

  • 顧客サービス率:欠品なく供給できた割合。返品率とは無関係。
  • 在庫回転率:売上高や出庫数量を平均在庫高で割って算出。効率性を示す指標。
  • 在庫引当:注文に対して在庫を割り当てる処理。正しい定義。
  • 棚卸資産回転期間:在庫がどれくらいの期間で回転しているかを示す。
  • 発注残:発注済みで未納入の数量。次期発注予定量ではない。