過去問解説(運営管理)_2022年(令和4年) 第13問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度: ★★☆☆☆(図の読み取りと工程理解)
  • 正答率: ★★★☆☆(工程記号の意味が分かれば得点可能)
  • 重要度: ★★★☆☆(IE・工程分析の基本)

問題文

部品A、B、Cを用いて製品Xが製造される生産の流れについて、製品工程分析を行った結果を下図に示す。この図から読み取ることができる記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

〔解答群〕

加工a、b、cは、同期して加工している。
台車は 11 台である。
滞留を表す工程は、 4 カ所である。
品質保証室での検査は、品質検査を主として行っているが、同時に数量検査も行っている。
部品A、B、Cは、同じ倉庫にまとめて保管されている。

出典: 中小企業診断協会|2022年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)

解答

  • 正解:エ

解説

  • ア:×
    加工a・b・cはそれぞれ異なる部品に対応しており、工程の流れや台車の数も異なるため、同期加工とは言えない。
  • イ:×
    台車の数は図から数える必要があるが、11台という記述は正確ではない。台車の数は工程ごとに異なる。
  • ウ:×
    滞留(仮置き場)は3カ所(部品A・B・Cそれぞれ)であり、4カ所ではない。
  • エ:〇
    品質保証室での検査は、品質検査だけでなく、数量検査(過不足の確認)も行うのが一般的。記述は妥当。
  • オ:×
    製品Xとして組立・検査・保管されるため、部品A・B・Cが個別に倉庫保管されるわけではない。

学習のポイント

  • 工程記号の意味:○=加工、◇=検査、→=運搬、□=滞留(仮置き場)などを正しく理解する
  • 工程分析図の読み方:部品ごとの工程の違いや、組立・検査・保管までの流れを把握する
  • 品質保証室の役割:品質検査だけでなく、数量確認も含むことがある
  • 試験対策:図の読み取り+用語の定義を組み合わせて判断する力が問われる