難易度・正答率・重要度
- 難易度: ★★☆☆☆(販売計画の基本理解)
- 正答率: ★★★☆☆(実務感覚があれば得点可能)
- 重要度: ★★★☆☆(小売業の計画立案の基礎)
問題文
最寄品を取り扱う小売店の販売計画や計数管理に関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア
カテゴリーマネジメントでは、店員の作業計画に基づき商品カテゴリー単位で販売計画を立案する。
イ
損益分岐点売上高を計算する際、変動費には売上原価は含まれない。
ウ
販売計画は年間で立案するものであり、月別や週別に細分化して立案する必要はない。
エ
販売計画立案時には、祝日のイベントや地域行事などの影響を考慮することが重要である。
オ
販売計画立案時の売上予測では、市場動向は考慮せず自店舗の過去の販売データのみを用いることが重要である。
出典: 中小企業診断協会|2022年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)
解答
- 正解:エ
解説
- ア:×
カテゴリーマネジメントは「消費者視点」で商品カテゴリーごとに販売戦略を立てる手法。店員の作業計画に基づくものではない。 - イ:×
損益分岐点売上高の計算では、変動費に売上原価(仕入原価など)を含めるのが一般的。含まれないという記述は誤り。 - ウ:×
販売計画は年間だけでなく、月別・週別・日別などに細分化して立案するのが基本。季節変動やイベント対応のためにも必要。 - エ:〇
販売計画立案時には、祝日・地域行事・イベントなどの外部要因を考慮することが重要。来店動機や需要変動に直結する。 - オ:×
売上予測には市場動向や競合状況などの外部環境も考慮すべき。過去データだけでは不十分。
学習のポイント
- カテゴリーマネジメント:消費者視点でカテゴリー別に戦略を立てる
- 損益分岐点分析:変動費には売上原価を含める
- 販売計画の粒度:年間→月間→週間→日別と細分化して対応
- 外部要因の考慮:祝日・イベント・地域行事は売上に影響する
- 売上予測の視点:過去データ+市場動向の両方を活用する