過去問解説(運営管理)_2022年(令和4年) 第40問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度: ★★☆☆☆(相関係数と散布図の読解)
  • 正答率: ★★★☆☆(視覚と数値の対応力)
  • 重要度: ★★☆☆☆(データ分析の基礎)

問題文

商品の売上高の変化が関連しそうな2商品の組み合わせ3つ(以下、ペア番号1、2、3で示す。)について、POSデータを用いて分析を行い、下表のような相関係数を得た。ただし、これらのペア間で重複する商品は存在せず、全部で6種類の商品から構成される。

ペア番号
相関係数
1
0.1
2
0.8
3
-0.8

また、いずれかのペアの月別売上高の関係を散布図で表したものが、以下の散布図a、b、cである。

このとき、ペア番号と対応する散布図の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

ペア番号1と散布図a ペア番号2と散布図b ペア番号3と散布図c
ペア番号1と散布図b ペア番号2と散布図a ペア番号3と散布図c
ペア番号1と散布図b ペア番号2と散布図c ペア番号3と散布図a
ペア番号1と散布図c ペア番号2と散布図a ペア番号3と散布図b
ペア番号1と散布図c ペア番号2と散布図b ペア番号3と散布図a

出典:中小企業診断協会|2022年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)

解答

  • 正解:エ

解説

  • ペア1(相関係数0.1)
    相関がほぼないため、散布図はバラバラに分布しているはず。→ 散布図cが該当。
  • ペア2(相関係数0.8)
    強い正の相関。売上が一方の増加に伴ってもう一方も増加する傾向。→ 散布図aが該当。
  • ペア3(相関係数-0.8)
    強い負の相関。片方の売上が増えるともう片方が減る傾向。→ 散布図bが該当。

学習のポイント

  • 相関係数の意味
    +1に近い:強い正の相関(右上がり)
    -1に近い:強い負の相関(右下がり)
    0に近い:相関なし(ばらつき)
  • 散布図の読み方
    点が直線状に並ぶほど相関が強い
    傾きが正なら正の相関、負なら負の相関
    点が広くばらついていれば相関は弱い
  • 実務活用
    相関の強い商品ペアは販促・セット販売・棚配置の戦略に活用できる