難易度・正答率・重要度
- 難易度: ★★☆☆☆(相関係数と散布図の読解)
- 正答率: ★★★☆☆(視覚と数値の対応力)
- 重要度: ★★☆☆☆(データ分析の基礎)
問題文
商品の売上高の変化が関連しそうな2商品の組み合わせ3つ(以下、ペア番号1、2、3で示す。)について、POSデータを用いて分析を行い、下表のような相関係数を得た。ただし、これらのペア間で重複する商品は存在せず、全部で6種類の商品から構成される。
ペア番号
相関係数
1
0.1
2
0.8
3
-0.8
また、いずれかのペアの月別売上高の関係を散布図で表したものが、以下の散布図a、b、cである。


このとき、ペア番号と対応する散布図の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
ア
ペア番号1と散布図a ペア番号2と散布図b ペア番号3と散布図c
イ
ペア番号1と散布図b ペア番号2と散布図a ペア番号3と散布図c
ウ
ペア番号1と散布図b ペア番号2と散布図c ペア番号3と散布図a
エ
ペア番号1と散布図c ペア番号2と散布図a ペア番号3と散布図b
オ
ペア番号1と散布図c ペア番号2と散布図b ペア番号3と散布図a
出典:中小企業診断協会|2022年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)
解答
- 正解:エ
解説
- ペア1(相関係数0.1)
相関がほぼないため、散布図はバラバラに分布しているはず。→ 散布図cが該当。 - ペア2(相関係数0.8)
強い正の相関。売上が一方の増加に伴ってもう一方も増加する傾向。→ 散布図aが該当。 - ペア3(相関係数-0.8)
強い負の相関。片方の売上が増えるともう片方が減る傾向。→ 散布図bが該当。
学習のポイント
- 相関係数の意味
+1に近い:強い正の相関(右上がり)
-1に近い:強い負の相関(右下がり)
0に近い:相関なし(ばらつき) - 散布図の読み方
点が直線状に並ぶほど相関が強い
傾きが正なら正の相関、負なら負の相関
点が広くばらついていれば相関は弱い - 実務活用
相関の強い商品ペアは販促・セット販売・棚配置の戦略に活用できる