難易度・正答率・重要度
- 難易度: ★★☆☆☆(ライン編成効率の計算)
- 正答率: ★★★☆☆(定義に沿って計算)
- 重要度: ★★★☆☆(生産性評価の基本)
問題文
ある単一品種ラインにおいて、1か月864個の生産を計画している。当該の計画生産能力を25日/月、8時間/日、稼働率90%として作業編成を行った結果、下表となった。このときのライン編成効率の範囲として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
ワークステーション No.
作業時間(分)
1
11.3
2
11.2
3
12.5
4
11.5
〔解答群〕
ア
70.0%未満
イ
70.0%以上80.0%未満
ウ
80.0%以上90.0%未満
エ
90.0%以上
出典: 中小企業診断協会|2021年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)
解答
- 正解: エ(90.0%以上)
解説
- 前提計算: 月の有効時間=25日 × 8時間/日 × 稼働率90%=25 × 480分 × 0.9=10,800分。計画生産数量864個 ⇒ サイクルタイム=10,800 ÷ 864=12.5分/個。
- 効率の定義: ライン編成効率=(各ステーション作業時間の合計)÷(ステーション数 × サイクルタイム)。
- 計算: 合計作業時間=11.3+11.2+12.5+11.5=46.5分。分母=4 × 12.5=50分。効率=46.5 ÷ 50=0.93(93%)⇒ 範囲は「90.0%以上」。
学習のポイント
- サイクルタイム算出: 有効時間 ÷ 生産数量。稼働率を必ず反映する。
- 効率の見方: 100%に近いほど編成ロス(アイドル時間)が少ない。ボトルネック(最大作業時間)はCTに一致が理想。
- 改善ヒント: 作業の再配分・標準時間の見直し・作業手順の平準化で編成効率を高める。