難易度・正答率・重要度
- 難易度: ★★☆☆☆(JIT/かんばんの基礎)
- 正答率: ★★★☆☆(用語の整理が鍵)
- 重要度: ★★★☆☆(生産方式の根幹)
問題文
ジャストインタイムに関する以下の文章において、空欄A~Cに入る用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
ジャストインタイムは、すべての工程が(A)工程の要求に合わせて、必要な物を、必要なときに、必要な量だけ生産する方式である。この方式の実現のためには、(B)工程の生産量を平準化することが重要である。また、この方式は(A)工程から引き取られた量を補充するため、(C)方式とも呼ばれている。
〔解答群〕
ア
A:前 B:最終 C:引張
イ
A:前 B:第一 C:押出し
ウ
A:後 B:最終 C:押出し
エ
A:後 B:最終 C:引張
オ
A:後 B:第一 C:引張
出典: 中小企業診断協会|2021年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)
解答
- 正解:エ
(A:後/B:最終/C:引張)
解説
- A:後工程
JITは「後工程引取り」の原則。後工程の需要(要求)に合わせて前工程が生産・補充する。 - B:最終工程の平準化
生産を平準化する対象は需要が直接現れる最終工程。ここを平準化することで全体が安定し、引取り量が滑らかになる。 - C:引張方式
かんばん方式は代表的な「引張(プル)方式」。後工程が必要量を引き取り、前工程はその分だけ補充する。
学習のポイント
- プル生産の要諦:後工程需要に同期して補充、生産量は必要量のみ。
- 平準化の効果:最終工程の負荷平準化が仕掛・在庫の過大化防止に直結。
- かんばん運用:引取り・補充の情報を可視化し、過不足を抑える仕組み。