難易度・正答率・重要度
- 難易度: ★★★☆☆(BOM展開と所要量計算)
- 正答率: ★★★☆☆(数量の掛け算の積み上げ)
- 重要度: ★★★☆☆(資材所要量計画の基礎)
問題文
最終製品Zの部品構成表が下図に与えられている。( )内の数は親1個に対して必要な子部品の個数を示している。製品Zを10個生産するのに必要な部品Aの数量の範囲として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

〔解答群〕
ア
100 未満
イ
100 以上 200 未満
ウ
200 以上 800 未満
エ
800 以上
出典: 中小企業診断協会|2021年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)
解答
- 正解:エ(800以上)
解説
- 部品構成表(BOM)では、親→子の数量係数を階層ごとに乗じて、最終製品1個当たりの部品A所要量を求める。Zを10個作る場合は、1個当たり所要量に10を乗じて総所要量を算出する。図の各枝でAが複数箇所に出現し、それぞれの枝の係数積を合算すると、総所要量は800以上となる。
学習のポイント
- BOM展開の基本:〇
各階層で「親数量 × 子数量」を累乗的に掛け合わせる。複数枝に同一部品がある場合は、全枝の所要量を合算する。 - ロットや歩留まり:〇
問題に特記がない限り、ロットサイズや歩留まりは考慮しない(係数は図の値のみ)。 - 検算のコツ:〇
最終製品個数を最後に掛ける。途中で10を掛けてしまうと混乱するため、まず1個当たりのA所要量を枝ごとに合算し、最後に10倍する。