難易度・正答率・重要度
- 難易度: ★★★☆☆(クリティカルパスの理解)
- 正答率: ★★☆☆☆(手計算力と依存関係の把握)
- 重要度: ★★★☆☆(工程管理の基本)
問題文
あるジョブは7つの作業工程A~Gで構成されている。各作業工程の作業時間と作業工程間の先行関係が下表に示されるとき、このジョブの最短完了時間の値として最も適切なものを下記の解答群から選べ。

〔解答群〕
ア
11
イ
13
ウ
14
エ
22
出典: 中小企業診断協会|2021年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)
解答
- 正解:ウ(14)
解説
工程構成と依存関係
| 工程 | 作業時間 | 先行作業 |
|---|---|---|
| A | 6分 | なし |
| B | 5分 | なし |
| C | 2分 | A |
| D | 3分 | A, B |
| E | 1分 | C |
| F | 3分 | D |
| G | 2分 | E, F |
各経路の所要時間(最長経路を探す)
- B → D → F → G
5 + 3 + 3 + 2 = 13分 - A → C → E → G
6 + 2 + 1 + 2 = 11分 - A → D → F → G
6 + 3 + 3 + 2 = 14分 ← 最長経路(クリティカルパス)
よって、最短完了時間は 14分
学習のポイント
- クリティカルパス法(CPM):最長所要時間の経路がプロジェクト全体の最短完了時間となる。
- 複数の先行作業:工程DはAとB両方の完了を待つ必要があるため、遅い方(A:6分)に合わせて進行。
- 依存関係の正確な把握:図や表の読み取りミスがあると、完了時間が誤ってしまうため注意。
- 工程の並列性:BとAは並列に開始可能。並列工程がある場合、最長経路を見つけることが鍵。