過去問解説(運営管理)_2021年(令和3年) 第12問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度: ★★☆☆☆(在庫管理の基本)
  • 正答率: ★★★☆☆(用語の正確な対応)
  • 重要度: ★★★☆☆(発注方式の定番論点)

問題文

発注方式における発注点あるいは発注量の決定に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ダブルビン方式における発注量として、発注点の2倍を用いた。
定量発注方式における発注点として、調達期間中の平均的な払い出し量を用いた。
定量発注方式における発注量として、経済発注量を用いた。
定期発注方式における発注量として、(発注間隔+調達期間)中の需要量の推定値に安全在庫を加えた量を用いた。

出典: 中小企業診断協会|2021年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)

解答

  • 正解:ウ
    (定量発注方式の発注量=経済発注量)

解説

  • ア:×
    ダブルビン方式は「通常在庫+予備在庫」で管理し、予備在庫に達したら定量発注する方式。発注量を「発注点の2倍」とはしない。
  • イ:×
    定量発注方式の発注点は「調達期間中の需要量+安全在庫」。平均払い出し量のみでは不足。
  • ウ:〇
    定量発注方式(連続見直し)は、発注量に「経済発注量(EOQ)」を用いるのが一般的。
  • エ:×
    記述は定期発注方式の「目標在庫水準」に近いが、発注量は「目標在庫 − 現在在庫」で決まり、需要推定+安全在庫をそのまま発注量とするわけではない。

学習のポイント

  • 定量発注の要点: 発注量=EOQ、発注点=LT需要+安全在庫。
  • 定期発注の要点: 発注間隔で見直し、目標在庫まで補充(需要推定+安全在庫は目標算定に使う)。
  • ダブルビン: 予備箱に達したら一定量発注=簡易な定量発注。