難易度・正答率・重要度
- 難易度: ★★☆☆☆(ユニットロードの定義と要素)
- 正答率: ★★★☆☆(用語対応が分かれば取りやすい)
- 重要度: ★★☆☆☆(物流標準化の基礎)
問題文
物流におけるユニットロードに関する以下の文章において、空欄A~Cに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
ユニットロードシステムとは、パレットやコンテナなどの機材を用いて貨物をユニットロードにすることにより、 A を機械化し、輸送や保管などを一貫して効率化する仕組みである。ユニットロードシステムの構築には、物流のモジュール化が必要であり、ユニットロードの標準的な B を決定する必要がある。
一方、ユニットロードシステムには対処すべき問題が発生する可能性がある。例えば、平パレットを利用して貨物をトラックで輸送する場合、トラックの積載効率が低下したり、 C ことがある。
〔解答群〕
ア
A:荷役 B:寸法 C:貨物をトラックから取り卸す時間が長くなったりする
イ
A:荷役 B:寸法 C:納品後の平パレットの回収などの管理が必要になったりする
ウ
A:荷役 B:販売価格 C:貨物をトラックから取り卸す時間が長くなったりする
エ
A:包装 B:寸法 C:納品後の平パレットの回収などの管理が必要になったりする
オ
A:包装 B:販売価格 C:納品後の平パレットの回収などの管理が必要になったりする
出典: 中小企業診断協会|2021年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)
解答
- 正解: イ
(A:荷役/B:寸法/C:納品後の平パレットの回収などの管理が必要)
解説
- A=荷役(適切)
ユニットロードは荷役の機械化・効率化が中心。包装ではなく荷役工程の標準化が目的。 - B=寸法(適切)
モジュール化では、パレットやコンテナの標準寸法を決めて輸送・保管の整合を取る。 - C=パレット回収管理(適切)
平パレット利用では、納品後の回収・返却・管理が必要となる課題が生じやすい。 - 誤りの例
・販売価格を標準化対象とするのは不適切(ウ・オ)。
・取り卸し時間の増加は一般的課題ではあるが、設問文の「回収管理」の方がユニットロード特有の問題として妥当(アよりイが適切)。
学習のポイント
- ユニットロードの目的: 荷役の機械化・一貫化で省力と効率化。
- モジュール化: 寸法の標準化で積載効率・保管効率を高める。
- 運用課題: パレットや通い箱の回収・管理、互換性、紛失リスクへの対策が必要。