難易度・正答率・重要度
- 難易度: ★★★☆☆(GS1識別コードの理解が必要)
- 正答率: ★★☆☆☆(略語の意味と関係性を整理できるかが鍵)
- 重要度: ★★★☆☆(電子タグ・個体管理の基礎知識)
問題文
電子タグを活用して商品を個体で管理するために必要なコードが、GS1標準の識別コードに対応して整備されている。これらのコードに関する以下の文章において、空欄A~Cに入る略語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
A は、GS1で標準化された電子タグに書き込むための識別コードの総称であり、 B 等のGS1が定める標準識別コードが基礎となっている。そのため、既存のバーコードシステムとの整合性を確保しながら、電子タグシステムを構築することが可能である。
A の一例である C は、商品識別コードである B にシリアル番号(連続番号)を付加したものであり、 B が同じ商品でもそれぞれ1つ1つを個別に識別することが可能である。
〔解答群〕
ア
A:EPC B:GRAI C:SSCC
イ
A:EPC B:GTIN C:SGTIN
ウ
A:EPC B:GTIN C:SSCC
エ
A:GCN B:GRAI C:SSCC
オ
A:GCN B:GTIN C:SGTIN
出典: 中小企業診断協会|2021年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)
解答
- 正解:イ
(A:EPC/B:GTIN/C:SGTIN)
解説
用語の対応関係
- A=EPC(Electronic Product Code)
GS1が標準化した電子タグ用の識別コードの総称。RFIDタグに格納される。 - B=GTIN(Global Trade Item Number)
商品識別コード。JANコードなどの基礎となる国際標準コード。 - C=SGTIN(Serialized GTIN)
GTINにシリアル番号を付加したもので、同一商品でも個体識別が可能。
選択肢の検討
- ア:誤り
SSCCは物流単位識別コードであり、個体識別用途には不適。 - ウ:誤り
SSCCはGTINの個体識別拡張ではない。 - エ・オ:誤り
GCN(Global Coupon Number)はクーポン識別用。文脈に合わない。
学習のポイント
- EPC=電子タグ識別コードの総称
RFIDタグに格納され、GTINなどを基に構成される。 - GTIN=商品識別の基本コード
JANコードもGTINの一種。商品分類の基礎。 - SGTIN=個体識別用コード
GTIN+シリアル番号で、同一商品でも個別管理が可能。 - GS1標準の理解:物流・流通・在庫管理において、コード体系の理解は必須。