難易度・正答率・重要度
- 難易度: ★★★☆☆(エシェロン在庫の理解が必要)
- 正答率: ★★☆☆☆(図と数値の読み取り力が問われる)
- 重要度: ★★★☆☆(在庫管理の基本指標)
問題文
ある工場では、下図に示すように、3つの配送センターを経由して6つの店舗に製品を配送している。工場、配送センター、店舗の上の数値は、それぞれの拠点にある現時点の在庫量を示し、矢印の上の数値は現時点における配送中の製品量を示している。
配送センターBの現時点におけるエシェロン在庫量として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

〔解答群〕
ア
45
イ
75
ウ
170
エ
265
オ
390
出典: 中小企業診断協会|2020年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)
解答
- 正解:ウ
(配送センターBのエシェロン在庫量=170)
解説
エシェロン在庫とは?
- 定義:ある拠点に存在する在庫量に加え、その拠点より下流にある在庫量や配送中の量も含めた「供給可能量」のこと。
- 単なる拠点在庫ではなく、サプライチェーン全体での在庫効率を把握するための指標。
配送センターBのエシェロン在庫量の計算
配送センターBから下流にある在庫・配送中の数量をすべて合算する。
| 項目 | 数量 |
|---|---|
| 配送センターBの在庫 | 45 |
| B ⇒ 店舗cへの配送中 | 20 |
| B ⇒ 店舗dへの配送中 | 10 |
| 店舗cの在庫 | 40 |
| 店舗dの在庫 | 55 |
合計:45 + 20 + 10 + 40 + 55 = 170
学習のポイント
- エシェロン在庫=上流+下流の在庫・配送量の合計
- 在庫管理の視点:単なる拠点在庫ではなく、供給可能量としての全体把握が重要。
- 試験対策:図の読み取りと在庫・配送の流れを正確に把握する力が問われる。