過去問解説(運営管理)_2020年(令和2年) 第13問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度: ★★☆☆☆(用語の正確な対応)
  • 正答率: ★★★☆☆(基本知識の確認)
  • 重要度: ★★★☆☆(在庫管理の基礎)

問題文

発注方式に関する記述として、最も適切なものはどれか。

〔解答群〕

あらかじめ定めた一定量を発注する方式は定量発注方式と呼ばれる。
定期的に発注する方式は適用が容易であり、ABC分析におけるC品目でよく用いられる。
毎回の発注量を2ロット(ビン)ずつに固定する発注方式はダブルビン方式と呼ばれる。
毎月第1月曜日に発注するなど発注する時点が固定される発注方式は発注点方式と呼ばれる。

出典: 中小企業診断協会|2020年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)

解答

  • 正解:ア

解説(選択肢ごとの評価)

  • ア:正しい
    定量発注方式(Qシステム)は、在庫が発注点に達したら毎回同じ一定数量を発注する方式。
  • イ:概ね正しいが、「最も適切なもの」はア
    定期発注方式(Pシステム)は、定期的に在庫を見て不足分を発注する。運用が容易で、ABC分析では管理負荷の軽いC品目に適用されやすい。ただし用語定義の正確さと一般性から、最も適切なのはア。
  • ウ:不正確
    ダブルビン方式は「2つの箱(ビン)」で管理し、1つが空になったら補充する方式。毎回の発注量を「2ロットに固定」する方式ではない。
  • エ:誤り
    発注点方式は「在庫が発注点に達した時点で発注する」仕組み。毎月第1月曜のように時点固定で発注するのは定期発注方式。

学習のポイント

  • 定量発注(Q):数量固定、タイミングは在庫水準で決まる(発注点到達)。
  • 定期発注(P):時点固定、数量は不足分を計算して可変。
  • ダブルビン:2箱管理で補充のトリガーを明確化。
  • 発注点方式:在庫が閾値(発注点)を下回ったら発注。