難易度・正答率・重要度
- 難易度: ★★★☆☆(BMS運用の理解が必要)
- 正答率: ★★☆☆☆(メッセージ方向の判定がポイント)
- 重要度: ★★★☆☆(センター運営・在庫連携の実務基礎)
問題文
流通システム標準普及推進協議会が公表している「流通ビジネスメッセージ標準運用ガイドライン(基本編)第2.0版(2018年12月)」では、預り在庫型センターにおける入庫、在庫報告、不良在庫の引取の3つの業務プロセスで使用する4種類の標準メッセージを定めている。
このうち、預り在庫型センターから卸・メーカーに送られる3種類のメッセージの組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
*預り在庫型センターとは、卸・メーカーが、小売のセンターあるいは、小売が卸や物流業者(3PL)に運営委託しているセンターにあらかじめ商品を卸・メーカー在庫として、保管しておくビジネスモデルのことを指す。
a
在庫補充勧告メッセージ
b
購入催促メッセージ
c
入庫予定メッセージ
d
入庫確定メッセージ
e
在庫報告メッセージ
〔解答群〕
ア
aとbとc
イ
aとdとe
ウ
bとcとd
エ
bとdとe
オ
cとdとe
出典: 中小企業診断協会|2020年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)
解答
- 正解:イ(aとdとe)
解説
- 預り在庫型センターから卸・メーカーへ送るメッセージは、センター側が発信する性質のものが該当する。
- a 在庫補充勧告メッセージ:センター在庫が閾値を下回るなど補充が必要な際に、卸・メーカーへ補充の勧告を通知。センター発。
- d 入庫確定メッセージ:入庫検品後、入庫完了を確定通知。センター発。
- e 在庫報告メッセージ:センター在庫の残数・明細を定期/随時で報告。センター発。
- これに対し、
c 入庫予定メッセージは通常、卸・メーカー→センターへ「これから入庫する予定」を知らせる通知で、センター発ではない。
b 購入催促メッセージは卸・メーカーから小売側へ購入を促す性格のため、設問の「センターから卸・メーカーに送られる」条件に合致しない。
学習のポイント
- 発信者は誰かを意識する(センター発か、卸・メーカー発か)。
- 在庫補充勧告は「センターが閾値管理→補充要請」。
- 入庫予定/確定は「予定=卸・メーカー発」「確定=センター発」で覚える。
- 在庫報告はセンターの状態通知。