難易度・正答率・重要度
- 難易度: ★★☆☆☆(法改正の基本事項)
- 正答率: ★★★☆☆(頻出論点)
- 重要度: ★★★☆☆(データ活用の必須知識)
問題文
顧客属性データを活用する事業者は、個人情報保護法に基づいて、個人情報の取り扱いには細心の注意を払いながら活用する必要がある。
個人情報保護法に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a
個人情報の定義の明確化を図るため、その情報単体でも個人情報に該当することとした「個人識別符号」の定義が設けられている。
b
匿名加工情報(特定の個人を識別することができないように個人情報を加工した情報)の利活用の規定が設けられている。
c
小規模事業者を保護するため、取り扱う個人情報の数が5,000以下である事業者を規制の対象外とする制度が設けられている。
〔解答群〕
ア
a:正 b:正 c:誤
イ
a:正 b:誤 c:正
ウ
a:誤 b:正 c:正
エ
a:誤 b:正 c:誤
オ
a:誤 b:誤 c:正
出典: 中小企業診断協会|2020年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)
解答
- 正解:ア(a:正/b:正/c:誤)
解説
- a:正
個人情報の範囲を明確化するため、「個人識別符号」(例:マイナンバー、免許証番号等)が定義され、これ自体で個人情報と扱われる。 - b:正
匿名加工情報の制度が導入され、所定の加工・安全管理の下で本人同意なく事業者間の利活用が可能とされた。 - c:誤
旧来の「5,000件要件」は撤廃。現在は取り扱い件数に関わらず、事業者は個人情報保護法の適用対象となる。
学習のポイント
- 個人識別符号は単体で個人情報扱い。
- 匿名加工情報は適切な加工・義務遵守の下で流通可能。
- 件数要件撤廃により、全事業者が適用対象。