難易度・正答率・重要度
- 難易度:★☆☆☆☆(5Sの基本順序)
- 正答率:★★★★☆(用語と順序の暗記)
- 重要度:★★★☆☆(職場管理の必須知識)
問題文
以下のa~eの記述は、職場管理における5Sの各内容を示している。5Sを実施する手順として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a
問題を問題であると認めることができ、それを自主的に解決できるように指導する。
b
必要なものが決められた場所に置かれ、使える状態にする。
c
必要なものと不必要なものを区分する。
d
隅々まで掃除を行い、職場のきれいさを保つことにより、問題点を顕在化させる。
e
職場の汚れを取り除き、発生した問題がすぐ分かるようにする。
〔解答群〕
ア
a → b → c → d → e
イ
b → e → d → c → a
ウ
c → b → d → e → a
エ
d → b → c → a → e
出典: 中小企業診断協会|2019年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)
解答
- 正解:ウ(c → b → d → e → a)
解説
5Sの標準的な順序は「整理 → 整頓 → 清掃 → 清潔 → 躾」である。
各記述の対応は以下の通り。
- c:必要・不必要の区分=整理
- b:必要なものを決められた場所に置く=整頓
- d:隅々まで掃除し、きれいさを保って問題を顕在化=清掃(掃除の実施)
- e:汚れを取り除き、問題がすぐ分かる状態を維持=清潔(良好状態の維持・標準化)
- a:問題を認め自主的に解決できるように指導=躾(規律・習慣化)
以上より、順序は c → b → d → e → a が適切である。
学習のポイント
- 5Sは「場を整えるプロセス」であり、まず整理・整頓でムダを除き、清掃で異常を顕在化、清潔で状態維持、最後に躾で定着させる。
- 清掃(Seiso)は掃除の実施、清潔(Seiketsu)は基準化・維持のニュアンスを押さえると混同しない。