過去問解説(運営管理)_2019年(令和元年) 第40問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度:★★☆☆☆(指標の定義理解)
  • 正答率:★★★☆☆(用語を知っていれば容易)
  • 重要度:★★☆☆☆(POS分析の基本)

問題文

店舗間でPOSデータを比較分析する際の基本的な指標に、PI(Purchase Incidence)値がある。このPI値に関する以下の記述の空欄に入る語句として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

PI値とは、販売点数または販売金額を ____ で除して調整した数値である。

〔解答群〕

顧客カード発行枚数
在庫点数または在庫金額
商圏内人口
優良顧客数
レシート枚数またはレジ通過人数

出典: 中小企業診断協会|2019年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)

解答

  • 正解:オ(レシート枚数またはレジ通過人数)

解説

  • ア:×
    顧客カード発行枚数は会員数の指標であり、購買機会の分母としては不適切。
  • イ:×
    在庫点数や在庫金額は供給側の指標であり、PI値の分母には使わない。
  • ウ:×
    商圏人口は潜在需要の指標であり、実際の購買機会を表すものではない。
  • エ:×
    優良顧客数はセグメント指標であり、全体の購買機会を代表しない。
  • オ:〇
    レシート枚数やレジ通過人数は購買機会を直接表すため、PI値の分母として適切。

学習のポイント

  • PI値の分母は購買機会:レシート枚数やレジ通過人数で標準化し、店舗間比較のバイアスを除去する。
  • PI値の用途:カテゴリーやSKUの買上率比較、販促効果の検証、レイアウト改善の優先付けに有効。
  • 関連指標との違い:売上高や客単価は客数の影響を受けるが、PI値は「買上率」に焦点を当てる。