難易度・正答率・重要度
- 難易度:★★☆☆☆(用語の定義理解)
- 正答率:★★★☆☆(UX/UI/アクセシビリティの違いを押さえれば容易)
- 重要度:★★★☆☆(ユーザ中心設計の基礎)
問題文
情報システムの利用のしやすさに関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a
ユーザビリティとは、ユーザがシステムを操作するために使用する手段と方法の総称である。
b
UX(User Experience)とは、ユーザがシステム・製品・サービスを利用する際に、効果的に、効率的に、満足して利用できるかの度合いのことである。
c
UI(User Interface)とは、システム・製品・サービスの利用前、利用中および利用後に生じるユーザの知覚および反応のことである。
d
ウェブアクセシビリティとは、高齢者や障がい者など、心身の機能に関する制約や利用環境などに関係なく、すべての人がウェブで提供される情報や機能を支障なく利用できることである。
〔解答群〕
ア
a:〇 b:〇 c:〇 d:×
イ
a:〇 b:× c:× d:×
ウ
a:× b:〇 c:〇 d:〇
エ
a:× b:〇 c:× d:〇
オ
a:× b:× c:× d:〇
出典:中小企業診断協会|2024年度 第1次試験問題|経営情報システム(PDF)
解答
- 正解:オ(a:× b:× c:× d:〇)
解説
- a:×
ユーザビリティとは「使いやすさ」の度合いであり、手段や方法の総称ではない。定義が誤っている。 - b:×
UX(ユーザー体験)は、利用前・中・後にわたる感情・印象・満足度などの総合的体験。設問の定義はユーザビリティの説明に近く、誤り。 - c:×
UI(ユーザーインターフェース)は、ユーザとシステムの接点(画面・操作・入力など)であり、知覚や反応はUXの領域。定義が逆転しており誤り。 - d:〇
ウェブアクセシビリティの定義として正しい。心身の制約や環境に関係なく、誰もが情報・機能を支障なく利用できることを指す。
学習のポイント
- ユーザビリティ:使いやすさ・効率・満足度などの操作性の評価指標。
- UX(ユーザー体験):利用前〜後の感情・印象・満足度などを含む広義の体験。
- UI(ユーザーインターフェース):ユーザとシステムの接点(画面・操作・入力など)。
- アクセシビリティ:誰もが使える設計。高齢者・障がい者・環境制約への配慮が重要。
- 試験対策:用語の定義を混同しないよう、UX・UI・ユーザビリティ・アクセシビリティの違いを整理して覚える。