過去問解説(経営情報システム)_2022年(R4年) 第3問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度:★★☆☆☆(言語の特徴知識)
  • 正答率:★★★☆☆(定義の正誤判断)
  • 重要度:★★★☆☆(IT基礎知識として重要)

問題文

プログラミング言語には多くの種類があり、目的に応じて適切な選択を行う必要がある。

プログラミング言語に関する記述として、最も適切なものはどれか。

JavaScript は Java のサブセットであり、HTML ファイルの中で記述され、動的な Web ページを作成するために用いられる。
Perl は日本人が開発したオブジェクト指向言語であり、国際規格として承認されている。
Python は LISP と互換性があり、機械学習などのモジュールが充実している。
R は統計解析向けのプログラミング言語であり、オープンソースとして提供されている。
Ruby はビジュアルプログラミング言語であり、ノーコードでアプリケーションソフトウェアを開発することができる。

出典:中小企業診断協会|2022年度 第1次試験問題|経営情報システム(PDF)

解答

  • 正解:エ(Rは統計解析向けのオープンソース言語)

解説

  • ア:×
    JavaScriptはJavaとは無関係に開発された言語であり、サブセットではない。HTMLと組み合わせて動的Webページを構築する点は正しいが、前半が誤り。
  • イ:×
    Perlは米国人Larry Wallが開発した言語であり、日本人ではない。また、国際規格として承認されているわけでもない。
  • ウ:×
    PythonはLISPと互換性があるわけではない。構文や設計思想も異なる。機械学習モジュールが充実している点は正しいが、前半が誤り。
  • エ:〇
    Rは統計解析やデータ分析に特化した言語であり、オープンソースとして広く提供・利用されている。正しい記述。
  • オ:×
    Rubyは日本人(まつもとゆきひろ氏)が開発した汎用スクリプト言語であり、ビジュアルプログラミングやノーコード開発のための言語ではない。

学習のポイント

  • JavaScript: Webブラウザ上で動作するスクリプト言語。Javaとは別物。
  • Perl: テキスト処理に強いスクリプト言語。開発者は米国人。
  • Python: 汎用性が高く、AI・機械学習分野で人気。LISPとは非互換。
  • R: 統計解析・グラフ作成に特化した言語。オープンソース。
  • Ruby: 日本発のオブジェクト指向スクリプト言語。ノーコードではない。