過去問解説(経営情報システム)_2022年(R4年) 第13問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度:★★☆☆☆(開発方法論の基礎)
  • 正答率:★★★☆☆(用語の理解で判断可能)
  • 重要度:★★★☆☆(システム開発の基本知識)

問題文

システム開発の方法論は多様である。システム開発に関する記述として、最も適切なものはどれか。

DevOps は、開発側と運用側とが密接に連携して、システムの導入や更新を柔軟かつ迅速に行う開発の方法論である。
XP は、開発の基幹手法としてペアプログラミングを用いる方法論であり、ウォーターフォール型開発を改善したものである。
ウォーターフォール型開発は、全体的なモデルを作成した上で、ユーザにとって価値ある機能のまとまりを単位として、計画、設計、構築を繰り返す方法論である。
スクラムは、動いているシステムを壊さずに、ソフトウェアを高速に、着実に、自動的に機能を増幅させ、本番環境にリリース可能な状態にする方法論である。
フィーチャ駆動開発は、開発工程を上流工程から下流工程へと順次移行し、後戻りはシステムの完成後にのみ許される方法論である。

出典: 中小企業診断協会|2022年度 第1次試験問題|経営情報システム(PDF)

解答

  • 正解:ア(DevOps)

解説(選択肢ごとの評価)

  • ア:〇
    DevOpsは開発(Development)と運用(Operations)が密接に連携し、継続的インテグレーションや継続的デリバリーを通じて迅速かつ柔軟にシステムを導入・更新する方法論。
  • イ:×
    XP(エクストリームプログラミング)はアジャイル開発手法の一つであり、ペアプログラミングを基幹手法とするが、ウォーターフォール型の改善ではなくアジャイルの一形態。
  • ウ:×
    ウォーターフォール型は工程を順次進めるモデルであり、繰り返し型ではない。記述は反復型開発に近い。
  • エ:×
    スクラムはアジャイル開発のフレームワークであり、チームが短期間のスプリントで成果物を作成する。記述は継続的デリバリーの説明に近い。
  • オ:×
    フィーチャ駆動開発(FDD)は機能単位で設計・実装を進めるアジャイル手法であり、ウォーターフォール型のような後戻り不可のモデルではない。

学習のポイント

  • DevOps: 開発と運用の連携、CI/CD、迅速なリリース。
  • XP: アジャイル手法、ペアプログラミング、テスト駆動開発。
  • ウォーターフォール: 工程を順次進める直線型モデル。
  • スクラム: スプリント単位で進めるアジャイルフレームワーク。
  • FDD: 機能(フィーチャ)単位で進めるアジャイル手法。