過去問解説(経営情報システム)_2022年(R4年) 第22問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度:★★☆☆☆(用語対応の確認)
  • 正答率:★★★☆☆(定義の取り違え注意)
  • 重要度:★★★☆☆(インフラ調達の基礎)

問題文

情報システムを利用するには、ハードウェアやソフトウェアを何らかの形で準備する必要がある。コンピュータ資源の利用の仕方に関する記述として、最も適切な組み合わせを下記の解答群から選べ。

クラウドコンピューティングとは、データやアプリケーションなどのコンピュータ資源をネットワーク経由で利用する仕組みのことである。
CaaS(Cloud as a Service)とは、クラウドサービスの類型の 1 つで、クラウド上で他のクラウドサービスを提供するハイブリッド型を指す。
ホスティングとは、データセンターが提供するサービスの 1 つで、ユーザはサーバなどの必要な機器を用意して設置し、遠隔から利用する。
ハウジングとは、データセンターが提供するサービスの 1 つで、事業者が提供するサーバを借りて遠隔から利用する。
コロケーションとは、サーバを意識せずにシステムを構築・運用するという考え方に基づいており、システムの実行時間に応じて課金される。

〔解答群〕

aとb
aとe
bとc
cとd
dとe

出典: 中小企業診断協会|2022年度 第1次試験問題|経営情報システム(PDF)

解答

  • 正解:ア(aとb)

解説(項目ごとの評価)

  • a:〇
    クラウドコンピューティングはネットワーク経由でコンピュータ資源を利用する仕組み。
  • b:〇
    本問の定義に従えば、CaaSをクラウド上で他のクラウドサービスを提供する類型として扱っている。
  • c:×
    記述は本来「ハウジング/コロケーション」の説明。ホスティングは事業者提供のサーバを借りるサービス。
  • d:×
    記述は本来「ホスティング」の説明。ハウジングはユーザが自前機器を持ち込み設置するサービス。
  • e:×
    記述は「サーバレス(FaaS等)」の課金概念に近く、コロケーション(ハウジング)の説明ではない。

学習のポイント

  • ホスティング/ハウジング/コロケーション:
    ホスティング=事業者サーバをレンタル、ハウジング/コロケーション=自前機器を設置して利用。
  • クラウドの類型:
    IaaS/PaaS/SaaSなどの基本概念を押さえる。