過去問解説(経営情報システム)_2021年(R3年) 第3問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度:★★☆☆☆(仮想化技術の基礎)
  • 正答率:★★★☆☆(コンテナの仕組み理解)
  • 重要度:★★★☆☆(クラウド基盤の必須知識)

問題文

クラウドを支える仮想化技術の1つにコンテナ技術がある。コンテナ技術に関する記述として、最も適切なものはどれか。

コンテナ技術を使えば、ゲストOSのカーネルを共有してハードウェア資源を節約し、効率的に利用することができる。
コンテナ技術を使えば、ホストOSのカーネルを共有してハードウェア資源を節約し、効率的に利用することができる。
コンテナ上のアプリケーションを動作させるには、ハイパーバイザが必要となる。
コンテナとは、サーバ上のハードウェア資源をシンクライアント側に移行する単位をいう。
コンテナとは、データとメソッドを1つのオブジェクトとしてまとめて、カプセル化する単位をいう。

出典: 中小企業診断協会|2021年度 第1次試験問題|経営情報システム(PDF)

解答

  • 正解:イ(ホストOSのカーネルを共有)

解説(選択肢ごとの評価)

  • ア:×
    コンテナはゲストOSを持たず、ホストOSのカーネルを共有する。記述は誤り。
  • イ:〇
    コンテナ技術はホストOSのカーネルを共有することで、仮想マシンより軽量に動作し、効率的に資源を利用できる。
  • ウ:×
    コンテナはハイパーバイザ不要。仮想マシンとは異なり、直接ホストOS上で動作する。
  • エ:×
    コンテナはハードウェア資源を移行する単位ではなく、アプリケーションとその依存関係をパッケージ化する単位。
  • オ:×
    記述はオブジェクト指向の「クラス/オブジェクト」の説明であり、コンテナ技術とは無関係。

学習のポイント

  • コンテナの特徴: 軽量・高速起動・移植性。
  • 仮想マシンとの違い: VMはゲストOSを持つが、コンテナはホストOSのカーネルを共有。
  • 代表例: Docker、Kubernetesなど。