過去問解説(経営情報システム)_2021年(R3年) 第6問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度:★★☆☆☆(言語仕様の基礎)
  • 正答率:★★★☆☆(用語の正誤)
  • 重要度:★★★☆☆(データ分析で頻出)

問題文

データ分析や機械学習を容易に行うことができるプログラミング言語であるPythonの利用が拡大している。Pythonに関する記述として、最も適切なものはどれか。

Python2.x で動作するプログラムは全て、Python3.x でも動作する。
オブジェクト指向のプログラミング言語であり、関数型プログラミングをサポートしていない。
クラスや関数、条件文などのコードブロックの範囲はインデントの深さによって指定する。
データの操作や定義を行うための問い合わせ言語である。
論理プログラミング言語であり、プログラムは宣言的に表現される。

出典: 中小企業診断協会|2021年度 第1次試験問題|経営情報システム(PDF)

解答

  • 正解:ウ(インデントでコードブロックを指定)

解説

  • ア:×
    Python2 と 3 は後方互換が完全ではなく、print 構文や文字列/バイトの扱いなど非互換がある。
  • イ:×
    Pythonはオブジェクト指向に加え、lambda・map・filter・リスト内包表記など関数型の要素もサポートする。
  • ウ:〇
    Pythonはインデント(字下げ)によってブロック(関数・クラス・制御構文)範囲を表すのが仕様。
  • エ:×
    「問い合わせ言語」はSQLなどのデータベース言語の説明。Pythonは汎用プログラミング言語。
  • オ:×
    論理プログラミングはProlog等。Pythonは宣言的ではなく、主に手続き的/オブジェクト指向。

学習のポイント

  • 文法特徴: コロン+インデントでブロック開始。
  • 互換性注意: Python2→3の移行ではI/Oや文字列型に注意。
  • 多パラダイム: オブジェクト指向+関数型要素を併用可能。