過去問解説(経営情報システム)_2021年(R3年) 第12問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度:★★☆☆☆(用語の識別)
  • 正答率:★★★☆☆(ひっかけに注意)
  • 重要度:★★★☆☆(ICTリテラシー)

問題文

情報通信技術には類似した用語が多くある。それらを識別して意味を正しく理解することが肝要である。以下の記述のうち、最も適切な組み合わせを下記の解答群から選べ。

ポッドとは、プログラミングにおいて、変数の型を別の型に変換することである。
チャットボットとは、自動的に対話を行うプログラムのことであり、例えば企業においては顧客からの問い合わせに自動応答するために用いられる。
タッチパッドとは、平板上のセンサーを指でなぞることでマウスポインタの操作をするポインティングデバイスの1つである。
マルチキャストとは、インターネット上で音声や動画のファイルを公開・配信する方法の1つである。
ブロードキャストとは、通信ネットワーク上で、特定の複数の相手に同じデータを一斉に送信することである。

〔解答群〕

aとc
bとc
bとe
cとe
dとe

出典: 中小企業診断協会|2021年度 第1次試験問題|経営情報システム(PDF)

解答

  • 正解:イ(bとc)

解説

  • a:×
    「ポッド」はKubernetesでコンテナの最小実行単位を指すのが一般的。型変換は「キャスト」の説明。
  • b:〇
    チャットボットは自動対話プログラム。顧客問い合わせへの自動応答などで広く利用される。
  • c:〇
    タッチパッドはノートPCなどで指の操作を検出し、ポインタを制御するポインティングデバイス。
  • d:×
    マルチキャストはネットワークで特定グループ宛に同一データを一斉送信する方式。ファイル公開・配信方法の総称ではない。
  • e:×
    ブロードキャストはネットワーク上の同一セグメント内の全端末に一斉送信する方式。「特定の複数」ではなく「不特定多数(全宛先)」。

学習のポイント

  • ネットワーク用語の違い:
    ・ブロードキャスト=同一ネットワークの全宛先へ。
    ・マルチキャスト=指定グループ宛へ。
  • システム用語の違い:
    ポッド(Kubernetes)とキャスト(型変換)は別概念。
  • UIデバイス:
    タッチパッドはポインティングデバイスの一種で、マウス操作の代替になる。