過去問解説(経営情報システム)_2021年(R3年) 第13問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度:★★★☆☆(AI関連用語の整理)
  • 正答率:★★★☆☆(用語の正誤)
  • 重要度:★★★★☆(AI・データ活用の基礎)

問題文

コンピュータの意思決定や知識処理への利用がますます進みつつある。それらに関する以下のa~dの記述と、その用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

知識をルールによって表現し、入力された知識を用いてコンピュータが専門家のように推論するシステム。
大量のデータを分析して、これまで知られなかった規則性や傾向など、何らかの知見を得ること。
機械学習のうち、多数の層からなるニューラルネットワークを用いるもの。
一定の環境の中で試行錯誤を行い、個々の行動に対して得点や報酬を与えることによって、ゴールの達成に向けた行動の仕方を獲得する機械学習の学習法の1つ。

〔解答群〕

a:エキスパートシステム  b:データマイニング  c:深層学習  d:強化学習
a:エキスパートシステム  b:ナレッジマネジメント  c:強化学習  d:深層学習
a:機械学習  b:エキスパートシステム  c:深層学習  d:強化学習
a:機械学習  b:データマイニング  c:深層学習  d:教師なし学習
a:データマイニング  b:ナレッジマネジメント  c:強化学習  d:教師なし学習

出典: 中小企業診断協会|2021年度 第1次試験問題|経営情報システム(PDF)

解答

  • 正解:ア(a:エキスパートシステム、b:データマイニング、c:深層学習、d:強化学習)

解説

  • a:エキスパートシステム
    知識をルールで表現し、推論エンジンを用いて専門家のように判断するシステム。
  • b:データマイニング
    大量データから未知の規則性や傾向を抽出する技術。マーケティングや顧客分析で活用。
  • c:深層学習
    多層ニューラルネットワークを用いた機械学習。画像認識や自然言語処理で成果を上げている。
  • d:強化学習
    環境との相互作用を通じて報酬を得ながら最適な行動を学習する手法。ゲームAIやロボット制御で利用。
  • その他選択肢:
    ナレッジマネジメント=知識共有の仕組み。教師なし学習=ラベルなしデータのクラスタリングなど。文脈に合わない。

学習のポイント

  • エキスパートシステム: ルールベース推論。古典的AIの代表。
  • データマイニング: 大量データから知見抽出。ビジネス活用に直結。
  • 深層学習: 多層NNによる高度なパターン認識。AIブームの中心。
  • 強化学習: 試行錯誤+報酬で行動最適化。ゲームや自律システムに応用。