難易度・正答率・重要度
- 難易度: ★★☆☆☆(機械学習の分類)
- 正答率: ★★★★☆(基本用語)
- 重要度: ★★★☆☆(AI基礎の整理)
問題文
以下の文章は、AI(Artificial Intelligence)を支える基礎技術である機械学習に関するものである。文中の空欄A~Dに入る語句として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
機械学習は A と B に大きく分けることができる。 A はデータに付随する正解ラベルが与えられたものを扱うもので、迷惑メールフィルタなどに用いられている。 B は正解ラベルが与えられていないデータを扱い、 C などで用いられることが多い。
また、自動翻訳や自動運転などの分野では、人間の神経回路を模したニューラルネットワークを利用する技術を発展させた D が注目されている。
〔解答群〕
ア
A:教師あり学習 B:教師なし学習 C:手書き文字の認識 D:強化学習
イ
A:教師あり学習 B:教師なし学習 C:予測や傾向分析 D:深層学習
ウ
A:教師なし学習 B:教師あり学習 C:手書き文字の認識 D:深層学習
エ
A:教師なし学習 B:教師あり学習 C:予測や傾向分析 D:強化学習
出典: 中小企業診断協会|2020年度 第1次試験問題|経営情報システム(PDF)
解答
- 正解: イ(A:教師あり学習/B:教師なし学習/C:予測や傾向分析/D:深層学習)
解説(選択肢ごとの評価)
- ア:×
迷惑メールなどは教師あり学習の典型だが、Dが「強化学習」になっており不適切。深層学習が翻訳や自動運転で中心的に用いられる。 - イ:〇
教師あり学習(ラベル付きデータで分類・回帰)、教師なし学習(ラベルなしデータでクラスタリングや傾向把握)、深層学習(ニューラルネットワークを発展させた技術)という対応が妥当。 - ウ:×
AとBが逆。教師なし学習をAに置くのは不適切。 - エ:×
AとBが逆で、さらにDが強化学習。自動翻訳・自動運転では深層学習が主流。
学習のポイント
- 教師あり学習: ラベル付きデータで分類・回帰(例:スパム判定、需要予測)。
- 教師なし学習: ラベルなしデータで構造把握(例:クラスタリング、異常検知、傾向分析)。
- 深層学習: 大規模ニューラルネットを用いる枠組み。画像認識・翻訳・音声認識・自動運転で広く活用。
- 強化学習: 行動と報酬に基づく学習。ゲームやロボティクスで強いが、設問文の「翻訳・自動運転」文脈では深層学習が適切。