過去問解説(経営情報システム)_2019年(R1年) 第1問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度:★★☆☆☆(方式ごとの特徴)
  • 正答率:★★★★☆(基本知識)
  • 重要度:★★★☆☆(UI機器選定の基礎)

問題文

各種の業務システムのデータ入力や情報検索などにタッチパネルを利用する場合がある。タッチパネルの選択に当たっては、その方式ごとの操作特性を考慮する必要がある。

タッチパネルの方式に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

赤外線方式は、機器の画面の複数点を指先で同時に直接触れて操作することができる。
静電容量方式は、機器の画面の複数点を指先で同時に直接触れて操作することはできない。
抵抗膜方式(感圧式)は、対応ペン以外のペンでは操作できないが、指先で直接触れて機器の画面に表示されるアイコンやボタンを操作できる。
静電容量方式は、対応ペン以外のペンでは操作できないが、指先で直接触れて機器の画面に表示されるアイコンやボタンを操作できる。

〔解答群〕

aとb
aとd
bとc
cとd

出典: 中小企業診断協会|2019年度 第1次試験問題|経営情報システム(PDF)

解答

  • 正解:イ(aとd)

解説

  • a:〇
    赤外線方式はベゼルに赤外線送受光の格子を持ち、画面表面に直接触れずとも指やペンなどの遮断で座標検出できる。マルチタッチ(複数点同時検出)も可能。
  • b:×
    静電容量方式は指先による複数点同時操作(マルチタッチ)が可能。記述は誤り。
  • c:×
    抵抗膜方式は圧力で層が接触して座標を検出するため、指・手袋・任意のペン先でも操作可能。「対応ペン以外では操作できない」は誤り。
  • d:〇
    静電容量方式は導電性のある指で直接操作できるが、一般的な非導電性のペンでは反応しない(専用の導電スタイラスが必要)。記述は妥当。

学習のポイント

  • 赤外線方式: 表面非接触・異物や汚れに比較的強い・マルチタッチ可。
  • 静電容量方式: 指での軽快操作・マルチタッチ可・導電スタイラス以外のペンは不可。
  • 抵抗膜方式: どんなペン先や手袋でも操作可・感度は高いがマルチタッチは一般に困難。