過去問解説(経営情報システム)_2019年(R1年) 第6問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度: ★★☆☆☆(処理方式の基本)
  • 正答率: ★★★★☆(典型問題)
  • 重要度: ★★★☆☆(業務処理設計の基礎)

問題文

給与計算や出荷数あるいは月次決算などの処理をコンピュータで、毎月バッチ処理する場合がある。

このような情報処理と同じ特徴を有する処理方式に関する記述として、最も適切なものはどれか。

金融機関などが入出金・送金などの処理を、一定期間や一定量ごとにまとめて実行する処理方式。
入金と出金のように複数処理を連結した処理単位にまとめて管理することで、入金処理だけが終了して出金処理は失敗したというような、一部の処理だけが終了している状態を回避することができる処理方式。
ポイントカードのポイント残高を精算直後に確認できるように、精算処理の要求が発生したときに即座に処理を実行し、その結果を返す処理方式。
利用者とコンピュータがディスプレイなどを介して、あたかも対話するように処理を進める処理方式。

出典: 中小企業診断協会|2019年度 第1次試験問題|経営情報システム(PDF)

解答

  • 正解:

解説

  • ア:〇
    バッチ処理は一定期間・一定量でまとめて一括実行する方式(例:月次給与、夜間の振替)。
  • イ:×
    複数処理を一体として中途半端な完了を防ぐのはトランザクション処理(原子性)の説明。
  • ウ:×
    要求発生時に即時に処理し結果を返すのはリアルタイム/オンライン処理
  • エ:×
    画面を介して対話的に処理するのは対話型(オンライン)処理

学習のポイント

  • バッチ処理: まとめて一括実行・スケジュール運用・大量データ向き。
  • トランザクション: ACID特性で整合性確保(原子性・一貫性・隔離性・永続性)。
  • オンライン処理: 即時応答・対話型UI・小規模単位の更新に適する。