難易度・正答率・重要度
- 難易度: ★★☆☆☆(DBモデルの基礎)
- 正答率: ★★★★☆(典型用語)
- 重要度: ★★★☆☆(設計選定の基礎)
問題文
企業の情報システム開発においては多様なデータベース(DB)が用いられる。それらを適切に利用するためには、各DBの特徴を把握しておく必要がある。
DBに関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
a
レコード間の相互関係をポインタを用いて記述した木構造で表現できるDBを階層型DBという。
b
データを複数の表に整理して、表と表の間はそれぞれの表の中の値を用いて関連付けるDBをネットワーク型DBという。
c
データを識別するためのキーとデータの値をペアにして多様なデータを格納・管理するDBをキー・バリュー型DBという。
d
レコード間の相互関係をリンクを用いて記述した木構造や網構造も表現できるDBを関係データベースという。
〔解答群〕
ア
aとb
イ
aとc
ウ
bとd
エ
cとd
出典: 中小企業診断協会|2019年度 第1次試験問題|経営情報システム(PDF)
解答
- 正解: イ(aとc)
解説
- a:〇
階層型DBはレコードの親子関係をポインタで結び、木構造で表現するモデル(例:IMS)。 - b:×
複数の表を値で関連付けるのは関係データベース(リレーショナルDB)の説明。ネットワーク型はレコード間リンクで網構造をとる。 - c:〇
キーと値のペアで格納するNoSQLの一種がキー・バリュー型DB(例:Redis、Riak)。 - d:×
木/網構造をリンクで表現できるのは階層型やネットワーク型の説明。関係DBは表と関係(リレーション)で表す。
学習のポイント
- 階層型/ネットワーク型: ポインタやリンクで構造を直接表現(木/網)。
- 関係DB: 表(リレーション)+キーで関連付け、SQLで操作。
- キー・バリュー: 単純な構造で高速・スケーラブル、柔軟なデータ格納。