過去問解説(経営情報システム)_2019年(R1年) 第16問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度: ★★★☆☆(データ分析関連用語の理解)
  • 正答率: ★★★☆☆(用語対応問題)
  • 重要度: ★★★★☆(意思決定支援システムの基礎)

問題文

経営の情報化において、意思決定者を支援するために、必要なデータの取得や分析などを行うシステムが求められることがある。

意思決定のためのデータ支援に関するa~cの記述と①~⑤の用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

【記述】

企業のさまざまな活動を介して得られた大量のデータを目的別に整理・統合して蓄積し、意思決定支援などに利用するために、基幹業務用のデータベースとは別に作成するもの。
多様な形式で蓄積されている生データに対して、データ形式統一、欠損値補完、単位統一などの処理を行い、横断的な解析ができるように整えること。
スライシング、ダイシング、ドリルダウンなどのインタラクティブな操作によって多次元分析を行い、意思決定に利用できるようにすること。

【用語】

OLAP
データウェアハウス
データクレンジング
データマイニング
データマッピング

〔解答群〕

aと②  bと③  cと①
aと②  bと⑤  cと④
aと⑤  bと③  cと④
aと⑤  bと④  cと①

出典: 中小企業診断協会|2019年度 第1次試験問題|経営情報システム(PDF)

解答

  • 正解: ア(aと②/bと③/cと①)

解説

  • a:データウェアハウス(②)
    基幹業務DBとは別に、大量データを整理・統合して蓄積し、意思決定支援に活用する仕組み。
  • b:データクレンジング(③)
    データ形式統一・欠損値補完・単位統一などを行い、解析可能な状態に整備する処理。
  • c:OLAP(①)
    スライシング、ダイシング、ドリルダウンなどの操作で多次元分析を行う仕組み。

学習のポイント

  • データウェアハウス: 意思決定支援用にデータを統合・蓄積する仕組み。
  • データクレンジング: データの品質を高め、解析可能にする前処理。
  • OLAP: 多次元分析を可能にする技術。スライシング(切り出し)、ダイシング(組み合わせ)、ドリルダウン(詳細化)など。
  • データマイニング: 膨大なデータから未知のパターンや知識を抽出する技術。
  • データマッピング: 異なるデータ構造間で対応関係を定義する技術。