難易度・正答率・重要度
- 難易度: ★★☆☆☆(国民経済計算の構成理解)
- 正答率: ★★★★☆(典型知識)
- 重要度: ★★★☆☆(マクロ指標の基本)
問題文
下図は、日本の2022年の名目国内総支出(559兆7,101億円)の内訳を示したものである。
図中のA~Cに該当する項目の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

〔解答群〕
ア
A:政府最終消費支出 B:民間最終消費支出 C:一般政府の総固定資本形成
イ
A:政府最終消費支出 B:民間最終消費支出 C:非金融法人企業の総固定資本形成
ウ
A:民間最終消費支出 B:一般政府の総固定資本形成 C:非金融法人企業の総固定資本形成
エ
A:民間最終消費支出 B:政府最終消費支出 C:一般政府の総固定資本形成
オ
A:民間最終消費支出 B:政府最終消費支出 C:非金融法人企業の総固定資本形成
出典: 中小企業診断協会|2024年度 第1次試験問題|経済学・経営政策(PDF)
解答
- 正解: オ(A:民間最終消費支出/B:政府最終消費支出/C:非金融法人企業の総固定資本形成)
解説
- ア:×
Aは最大構成比(約55%)で民間最終消費支出が妥当。政府最終消費支出ではない。 - イ:×
Bは政府最終消費支出が妥当だが、Aが政府ではなく民間。Aの取り違え。 - ウ:×
Bに一般政府の総固定資本形成(公的投資)を置くのは不自然。総固定資本形成はCの17%台が妥当。 - エ:×
Cに一般政府の総固定資本形成を置くと、民間投資の規模感と整合しない。Cは非金融法人企業の総固定資本形成が妥当。 - オ:〇
構成比の大きい順にA=民間最終消費支出、B=政府最終消費支出、C=非金融法人企業の総固定資本形成が図示の比率と整合。
学習のポイント
- 民間最終消費支出: 家計の消費が中心で国内総支出の最大項目。
- 政府最終消費支出: 公共サービス提供に伴う政府の消費支出。
- 総固定資本形成: 投資項目。民間企業(非金融法人企業)が主体で、一般政府は相対的に小さい。
- 「その他」: 在庫変動・純輸出(マイナス含む)などが含まれるため、比率は小さく見える。