過去問解説(経済学・経済政策)_2022年(R4年) 第13問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度: ★☆☆☆☆(基本概念の確認)
  • 正答率: ★★★★☆(典型問題)
  • 重要度: ★★★☆☆(需要のシフト要因)

問題文

代替財、補完財と需要曲線のシフトについて考える。ここでは図は省略するが、縦軸に価格、横軸に数量をとるものとする。2財の関係が代替財あるいは補完財であるときの需要曲線のシフトに関する記述として、最も適切な組み合わせを下記の解答群から選べ。

A財とB財が代替財の関係にあるとき、A財の価格の下落によって、B財の需要曲線は右方にシフトする。
C財とD財が補完財の関係にあるとき、C財の価格の下落によって、D財の需要曲線は右方にシフトする。
A財とB財が代替財の関係にあるとき、A財の価格の上昇によって、B財の需要曲線は右方にシフトする。
C財とD財が補完財の関係にあるとき、C財の価格の上昇によって、D財の需要曲線は右方にシフトする。

〔解答群〕

aとb
aとd
bとc
cとd

出典:中小企業診断協会|2022年度 第1次試験問題|経済学・経営政策(PDF)

解答

  • 正解:ウ(a:×/b:〇/c:〇/d:×)

解説

  • a:×
    代替財の場合、Aの価格が下落するとAへの需要が増え、Bへの需要は減るため、Bの需要曲線は左方にシフトする。
  • b:〇
    補完財の場合、Cの価格が下落するとCの需要が増え、それに連動してDの需要も増えるため、Dの需要曲線は右方にシフトする。
  • c:〇
    代替財の場合、Aの価格が上昇するとAの需要が減り、代替のBへの需要が増えるため、Bの需要曲線は右方にシフトする。
  • d:×
    補完財の場合、Cの価格が上昇するとCの需要が減り、それに伴ってDの需要も減るため、Dの需要曲線は左方にシフトする。

学習のポイント

  • 代替財: 一方の価格↑ → 他方の需要曲線→右。価格↓ → 他方の需要曲線→左。
  • 補完財: 一方の価格↑ → 他方の需要曲線→左。価格↓ → 他方の需要曲線→右。