過去問解説(経済学・経済政策)_2019年(R1年) 第1問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度: ★★☆☆☆(系列グラフの読み取り)
  • 正答率: ★★★★☆(特徴的な水準差)
  • 重要度: ★★★☆☆(マクロ財政の基礎)

問題文

下図は、政府の債務残高(対GDP比)の国際比較である。図中のa~cに該当する国の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

〔解答群〕

a:アメリカ  b:イタリア  c:日本
a:イタリア  b:日本    c:アメリカ
a:日本    b:アメリカ  c:イタリア
a:日本    b:イタリア  c:アメリカ

出典:中小企業診断協会|2019年度 第1次試験問題|経済学・経営政策(PDF)

解答

  • 正解:エ(a:日本、b:イタリア、c:アメリカ)

解説

  • ア:×
    aをアメリカとするのは不適切。図のaは2018年時点で約250%近傍まで上昇しており、日本に対応する。
  • イ:×
    bを日本とするのは不適切。bは約130%で推移・安定しており、イタリアの典型的水準に整合する。
  • ウ:×
    bをアメリカ、cをイタリアとするのは逆。cは約100%前後で緩やかに上昇し、アメリカに対応する。
  • エ:〇
    a=日本(突出して高水準・2018年に約250%)、b=イタリア(約130%で横ばい気味)、c=アメリカ(約100%前後)。図中のイギリス・ドイツはより低位で、ドイツは2010年以降に低下傾向が確認できるため対比として妥当。

学習のポイント

  • 特徴の見分け方: 日本は突出した高水準、イタリアは中位で横ばい、アメリカは中位よりやや低めで緩やかな上昇。
  • 参照線の活用: 英独の低位推移(特にドイツは2010年以降低下)を目印に他国の相対位置を確認する。