難易度・正答率・重要度
- 難易度: ★★★☆☆(標準化団体の知識)
- 正答率: ★★★☆☆(用語対応)
- 重要度: ★★★☆☆(ICT基盤理解)
問題文
情報通信技術(ICT)においては、相互接続性や相互運用性を確保することが不可欠である。このため、さまざまな組織が規格の標準化を進めている。 標準化を進める組織に関する以下の文章の空欄A~Dに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
Aは、世界160カ国以上の国家規格団体が加盟する世界的規模の非政府組織であり、世界的な標準化およびその関連活動の発展開発を図ることを目的としている。
Bは、国際連合の専門機関であり、情報通信分野の国際標準の策定を図り、発展途上国への技術協力の推進を行っている。
Cは、LANやイーサネットなどの通信方式や電子部品の研究や標準化を行う学会である。
Dは、インターネットのWebに関する技術の標準化を進める非営利団体である。
AやBのような国際標準化機関が作成する標準をデジュール標準と呼び、CやDのような民間団体が作成する標準をデファクト標準と呼ぶ。
〔解答群〕
ア
A:IEEE B:ITU C:ISO D:W3C
イ
A:ISO B:ITU C:IEEE D:W3C
ウ
A:ISO B:W3C C:IEEE D:ITU
エ
A:ITU B:ISO C:W3C D:IEEE
出典: 中小企業診断協会|2019年度 第1次試験問題|経営情報システム(PDF)
解答
- 正解: イ(A:ISO/B:ITU/C:IEEE/D:W3C)
解説
- A:〇
ISO(国際標準化機構)は、160以上の国の国家規格団体が加盟する非政府組織。国際的な標準化活動を推進。 - B:〇
ITU(国際電気通信連合)は国連の専門機関であり、通信分野の国際標準策定や途上国支援を行う。 - C:〇
IEEE(米国電気電子学会)は、LANやイーサネットなどの通信技術・電子部品の標準化を行う学術団体。 - D:〇
W3C(World Wide Web Consortium)はWeb技術の標準化を行う非営利団体。HTMLやCSSなどを策定。
学習のポイント
- デジュール標準(公的標準): ISOやITUなど、国際的な標準化機関が策定。法的・制度的な裏付けあり。
- デファクト標準(事実上の標準): IEEEやW3Cなど、民間主導で広く普及した技術標準。市場や技術の実績に基づく。
- 標準化の意義: 相互接続性・互換性・技術普及・コスト削減・国際競争力の確保。