難易度・正答率・重要度
- 難易度: ★★☆☆☆(用語の適切な対比)
- 正答率: ★★★☆☆(定義の理解で解ける)
- 重要度: ★★☆☆☆(受注・計画の基本概念)
問題文
生産座席予約方式に関する記述として、最も適切なものはどれか。
〔解答群〕
ア
外注に際して発注者が、外注先へ資材を支給する方式である。
イ
組立を対象としたラインや機械、工程、作業者へ、1つの組立品に必要な各種の部品を1セットとして、そのセット単位で部品をそろえて出庫および供給する方式である。
ウ
受注時に、製造設備の使用日程・資材の使用予定などにオーダーを割り付けて生産する方式である。
エ
製造命令書を発行するときに、その製品に関する全ての加工と組立の指示書を同時に準備し、同一の製造番号をそれぞれに付けて管理を行う方式である。
出典: 中小企業診断協会|2019年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)
解答
- 正解:ウ
解説
- ア:×
「支給外注方式」の説明。発注者が外注先へ資材を支給して加工委託する方式であり、生産座席予約方式ではない。 - イ:×
「キッティング方式」の説明。組立に必要な部品をセット単位で揃えて供給する方式であり、座席(設備日程)を予約する考え方とは異なる。 - ウ:〇
生産座席予約方式は、受注時点で製造設備の使用日程や資材の使用予定に対してオーダーを割り付け、希望納期に合わせて生産を計画・確約する方式。 - エ:×
「製番管理方式(製造番号管理)」の説明。製造命令書に同一の製番を付与して進捗・原価などを管理する方式であり、座席予約とは別概念。
学習のポイント
- 座席予約の本質: 受注段階で設備日程・資材計画にオーダーを割り付け、納期回答の信頼性を高める。
- 周辺用語の切り分け: 支給外注(資材の支給)、キッティング(セット供給)、製番管理(番号での進捗・原価管理)と混同しない。
- 運用効果: 受注~計画のリード短縮、納期確約の精度向上、販売と生産の情報同期に寄与。