難易度・正答率・重要度
- 難易度:★★☆☆☆(動作経済の原則の理解)
- 正答率:★★★☆☆(改善事例の判別)
- 重要度:★★☆☆☆(作業改善の基礎)
問題文
動作経済の原則に基づいて実施した改善に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
a
機械が停止したことを知らせる回転灯を設置した。
b
径の異なる2つのナットを2種類のレンチで締めていたが、2種類の径に対応できるように工具を改良した。
c
2つの部品を同時に挿入できるように保持具を導入した。
d
プレス機の動作中に手が挟まれないようにセンサを取り付けた。
〔解答群〕
ア
aとb
イ
aとd
ウ
bとc
エ
bとd
オ
cとd
出典: 中小企業診断協会|2019年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)
解答
- 正解:ウ(bとc)
解説
- a:×
機械停止を知らせる回転灯は安全管理や情報伝達の改善であり、動作経済の原則による改善とは言えない。 - b:〇
工具を改良して複数径に対応できるようにすることは、動作の簡素化・工具の持ち替え削減につながり、動作経済の原則に合致する。 - c:〇
2つの部品を同時に挿入できる保持具の導入は、両手の同時使用や動作の統合による効率化であり、動作経済の原則に合致する。 - d:×
プレス機にセンサを取り付けるのは安全対策であり、動作経済の原則による改善ではない。
学習のポイント
- 動作経済の原則は「両手の同時使用」「動作の短縮」「不要動作の排除」「工具の改良」などによって作業効率を高める考え方である。
- 安全対策や情報伝達改善は重要であるが、動作経済の原則とは区別して理解する必要がある。