過去問解説(運営管理)_2019年(令和元年) 第35問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度:★★☆☆☆(輸送形態の基礎知識)
  • 正答率:★★★☆☆(用語を知っていれば即答可能)
  • 重要度:★★☆☆☆(物流の基礎理解)

問題文

トラックなど自動車による輸送形態に関する記述として、最も適切なものはどれか。

〔解答群〕

貨客混載は、バスなど公共交通機関による実施に限られ、トラックによる実施は禁止されている。
共同輸送は、複数の荷主の商品をトラック1台に混載しているため、複数の荷主にとって納品先が一致している場合に限り行われる。
ミルクランは、複数の荷主を回って商品を集めることである。
ラウンド輸送は、往路の車両の積載率を高める輸送形態であり、復路は空車になる。

出典: 中小企業診断協会|2019年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)

解答

  • 正解:ウ

解説

  • ア:×
    貨客混載は、バスや鉄道など公共交通機関だけでなく、トラックでも実施可能である。禁止されてはいない。
  • イ:×
    共同輸送は納品先が一致していなくても、配送ルートを調整して効率化することが可能である。納品先一致に限定されない。
  • ウ:〇
    ミルクランは、複数の荷主を巡回して商品を集荷する方式であり、効率的な集荷・配送を実現する。牛乳集荷方式に由来する。
  • エ:×
    ラウンド輸送は往路・復路ともに積載率を高めることを目的とする。復路が空車になるのは誤り。

学習のポイント

  • 貨客混載:トラックでも可能であり、地域物流効率化の手段として注目されている。
  • 共同輸送:複数荷主の貨物をまとめて効率的に配送する仕組み。納品先一致は必須条件ではない。
  • ミルクラン:巡回集荷方式。複数拠点を回ることで効率化を図る。
  • ラウンド輸送:往復で積載率を高めることが目的。復路も活用する点が重要。