過去問解説(運営管理)_2019年(令和元年) 第36問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度:★★☆☆☆(物流センター機能の基礎知識)
  • 正答率:★★★☆☆(用語を知っていれば即答可能)
  • 重要度:★★☆☆☆(店舗運営効率化の基礎)

問題文

チェーン小売業の物流センターの機能に関する記述として、最も適切なものはどれか。

〔解答群〕

通過型物流センター内の作業工程数は、注文商品を事前に納品先別に仕分けした状態で納品するタイプの物流センターの方が、仕分けしていない状態で納品するタイプよりも多い。
店舗の荷受回数は、物流センターを経由しない場合に仕入先の数だけ荷受が発生したとすると、在庫型物流センターを経由する場合は仕入先の数よりも少ないが、通過型物流センターを経由する場合は仕入先の数と同じである。
物流センターから店舗へのカテゴリー納品は、商品を売場に補充する作業の時間を短縮する。
物流センターでは、常温で管理できる商品しか取り扱うことができず、低温で管理する必要がある商品は取り扱うことができない。

出典: 中小企業診断協会|2019年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)

解答

  • 正解:ウ

解説(選択肢ごとの評価)

  • ア:×
    通過型物流センターは仕分け工程を簡略化するのが特徴であり、事前仕分け型の方が工程数は少ない。記述は誤り。
  • イ:×
    通過型物流センターを経由しても店舗の荷受回数は仕入先数より少なくなる。仕入先数と同じになるという記述は誤り。
  • ウ:〇
    カテゴリー納品は、商品を売場のカテゴリー単位でまとめて納品する方式であり、店舗での補充作業時間を短縮できる。正しい。
  • エ:×
    物流センターでは常温商品だけでなく、冷蔵・冷凍など温度管理が必要な商品も取り扱うことが可能。誤り。

学習のポイント

  • 通過型物流センター:仕分け工程を簡略化し、効率的に店舗へ配送する。
  • 在庫型物流センター:在庫を持ち、仕入先数より少ない荷受回数で店舗に納品できる。
  • カテゴリー納品:売場補充の効率化を目的とし、店舗作業時間を短縮する。
  • 温度管理機能:物流センターは常温・冷蔵・冷凍など多様な商品を取り扱う。