難易度・正答率・重要度
- 難易度:★★☆☆☆(指標の定義理解)
- 正答率:★★★☆☆(用語を知っていれば容易)
- 重要度:★★☆☆☆(POS分析の基本)
問題文
店舗間でPOSデータを比較分析する際の基本的な指標に、PI(Purchase Incidence)値がある。このPI値に関する以下の記述の空欄に入る語句として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
PI値とは、販売点数または販売金額を ____ で除して調整した数値である。
〔解答群〕
ア
顧客カード発行枚数
イ
在庫点数または在庫金額
ウ
商圏内人口
エ
優良顧客数
オ
レシート枚数またはレジ通過人数
出典: 中小企業診断協会|2019年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)
解答
- 正解:オ(レシート枚数またはレジ通過人数)
解説
- ア:×
顧客カード発行枚数は会員数の指標であり、購買機会の分母としては不適切。 - イ:×
在庫点数や在庫金額は供給側の指標であり、PI値の分母には使わない。 - ウ:×
商圏人口は潜在需要の指標であり、実際の購買機会を表すものではない。 - エ:×
優良顧客数はセグメント指標であり、全体の購買機会を代表しない。 - オ:〇
レシート枚数やレジ通過人数は購買機会を直接表すため、PI値の分母として適切。
学習のポイント
- PI値の分母は購買機会:レシート枚数やレジ通過人数で標準化し、店舗間比較のバイアスを除去する。
- PI値の用途:カテゴリーやSKUの買上率比較、販促効果の検証、レイアウト改善の優先付けに有効。
- 関連指標との違い:売上高や客単価は客数の影響を受けるが、PI値は「買上率」に焦点を当てる。