過去問解説(財務・会計)_2019年(令和元年) 第20問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度: ★☆☆☆☆(基礎知識)
  • 正答率: ★★★★★(常識問題)
  • 重要度: ★★★☆☆(資金調達の分類)

問題文

資金調達に関する記述として、最も適切なものはどれか。

〔解答群〕

企業が証券会社や証券市場を介して、投資家に株式や債券を購入してもらうことで資金を集める仕組みを間接金融と呼ぶ。
資金調達における目的は、売上高の極大化である。
資産の証券化は、資金調達手段として分類されない。
利益の内部留保や減価償却による資金調達を内部金融と呼ぶ。

出典: 中小企業診断協会|2019年度 第1次試験問題|財務・会計(PDF)

解答

  • 正解:エ

解説

ア:×
証券会社や証券市場を介して投資家から直接資金を集めるのは「直接金融」。間接金融は銀行など金融機関を通じて資金を調達する仕組み。

イ:×
資金調達の目的は「売上高の極大化」ではなく、事業活動に必要な資金を効率的・安定的に確保すること。

ウ:×
資産の証券化(ABSなど)は資金調達手段の一つとして分類される。したがって誤り。

エ:〇
利益の内部留保や減価償却による資金調達は「内部金融」と呼ばれる。企業が外部から資金を調達せず、内部資源を活用する方法。


学習のポイント

  • 直接金融:株式・債券を発行して投資家から直接資金を調達。
  • 間接金融:銀行など金融機関を介して資金を調達。
  • 内部金融:利益留保や減価償却による資金調達。
  • 外部金融:株式・債券・借入など外部からの資金調達。
  • 資産の証券化:資金調達手段の一つであり、企業の資金流動化に活用される。