過去問解説(経営情報システム)_2020年(R2年) 第14問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度: ★★☆☆☆(マーケ指標の用語)
  • 正答率: ★★★★☆(定義の混同に注意)
  • 重要度: ★★★☆☆(デジタルマーケ基礎)

問題文

インターネットを用いたマーケティングは、その効果を測定しやすい上、安価に利用できる。そのために、中小企業にも有力な広告媒体として期待されている。

インターネットを用いたマーケティングの効果測定指標に関する記述として、最も適切なものはどれか。

Webサイトを訪れたユーザ全体の中で、商品購入や会員登録などの成果が得られた割合を示す指標を「エンゲージメント率」という。
ある商品の購買が他の商品の購買とどの程度相関しているかを示す指標を「コンバージョン率」という。
訪れた最初のWebページだけを見て、他のページに移動せずにWebサイトから離れるユーザの数の全ユーザ数に対する割合を「離脱率」という。
メールによる広告配信を停止したり、ユーザアカウントを解約したりしたユーザの数の全ユーザ数に対する割合を「チャーン率」という。

出典: 中小企業診断協会|2020年度 第1次試験問題|経営情報システム(PDF)

解答

  • 正解:

解説

  • ア:×
    エンゲージメント率は「いいね・コメント・クリックなどの関与度」を示す指標。購入や登録の割合は「コンバージョン率」。
  • イ:×
    コンバージョン率は「目的達成の割合」。購買間の相関はアソシエーション分析などの領域であり、CVRの定義ではない。
  • ウ:×
    記述は「最初の1ページのみで離脱=直帰率(ボウンスレート)」の定義。離脱率はページからサイト外へ出る割合で、直帰と同義ではない。
  • エ:〇
    チャーン率は「解約・離脱したユーザの割合」。メルマガ配信停止やアカウント解約の比率を指す。

学習のポイント

  • コンバージョン率(CVR): 目的達成(購入・登録)の割合。
  • エンゲージメント率: 反応・関与度(いいね・コメント・クリック等)の割合。
  • 直帰率(Bounce Rate): 最初のページのみ見て離脱したセッションの割合。
  • 離脱率(Exit Rate): 特定ページからサイト外へ出た割合(直帰率とは別)。
  • チャーン率(Churn): 一定期間に解約・離脱したユーザの割合。