難易度・正答率・重要度
- 難易度: ★★☆☆☆(45度線図の基本)
- 正答率: ★★★★☆(図の構造で判断可能)
- 重要度: ★★★☆☆(デフレギャップの理解)
問題文
下図は、45度線図である。ADは総需要、Y₀は完全雇用GDP、Y₁は現在の均衡GDPである。この経済では、完全雇用GDPを実現するための総需要が不足している。この総需要の不足分は「デフレ・ギャップ」と呼ばれる。 下図において「デフレ・ギャップ」の大きさとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

〔解答群〕
ア
AE
イ
BC
ウ
BE
エ
CE
出典:中小企業診断協会|2020年度 第1次試験問題|経済学・経営政策(PDF)
解答
- 正解:イ(BC)
解説
図の構造
- 45度線: 総需要=GDPの恒等線(支出=所得)。
- AD曲線: 総需要の実際の水準を示す。
- Y₀: 完全雇用GDP(理想的な水準)。
- Y₁: 現在の均衡GDP(実際の支出水準)。
- デフレ・ギャップ: Y₀を達成するために必要な総需要の不足分。
判定根拠
- 点C:Y₀の位置に対応する総需要(AD曲線上)
- 点B:Y₀の位置に対応する総供給(45度線上)
- よって、BCの距離が「総需要の不足分=デフレ・ギャップ」を表す。
学習のポイント
- デフレ・ギャップ: 総需要が完全雇用GDPに届かないときの不足分。
- インフレ・ギャップとの対比: 総需要が完全雇用GDPを超えるときの過剰分。
- 45度線図の使い方: 総需要曲線と45度線の交点が均衡GDP。完全雇用GDPとの差がギャップ。