過去問解説(運営管理)_2020年(令和2年) 第15問

難易度・正答率・重要度

  • 難易度: ★★☆☆☆(工場レイアウト分析の基礎)
  • 正答率: ★★★☆☆(基本知識問題)
  • 重要度: ★★☆☆☆(レイアウト改善の基礎知識)

問題文

工場レイアウトを分析する手法の1つとして、DI(Distance-Intensity)分析がある。DI分析に関する記述として、最も適切なものはどれか。

〔解答群〕

Distanceは工程間の運搬頻度を表す。
Intensityはレイアウトを変更すれば、それに伴い変化する。
DI分析では、現状レイアウトの弱点を発見することができる。
DI分析で右下にプロットされた工程間の運搬については、ベルトコンベアを利用する。

出典: 中小企業診断協会|2020年度 第1次試験問題|運営管理(PDF)

解答

  • 正解:ウ

解説

  • ア:×
    Distanceは工程間の「物理的距離」を表す。運搬頻度ではない。
  • イ:×
    Intensityは工程間の「運搬頻度や量」を表す。レイアウト変更によって距離は変わるが、Intensityは基本的に工程間の関係に依存するため、直接変化するものではない。
  • ウ:〇
    DI分析は、工程間の距離(Distance)と運搬頻度(Intensity)を組み合わせてプロットし、現状レイアウトの問題点や改善すべき箇所を発見するための手法。したがって最も適切。
  • エ:×
    「右下にプロットされた工程間はベルトコンベアを利用する」といった具体的な処方はDI分析の定義には含まれない。分析は弱点発見が目的であり、改善手段は別途検討する。

学習のポイント

  • DI分析の目的:工程間の距離と運搬頻度を可視化し、非効率なレイアウトを発見する。
  • Distance:工程間の物理的距離。
  • Intensity:工程間の運搬頻度や量。
  • 活用例:距離が長く、運搬頻度が高い工程間を特定し、レイアウト改善の優先対象とする。